2021年03月04日19時37分

スパコロ、「コロナ禍における大手外食チェーン利用率の調査」を発表

コロナ禍で最も選ばれた大手チェーン店は「マクドナルド」外食・テイクアウト・デリバリーの全てで利用率1位。
株式会社スパコロ(本社:東京都港区、 代表取締役社長:林 秀紀)は、 東京都・大阪府在住の1,855名を対象に実施した「コロナ禍における大手外食チェーン利用率の調査」の結果をご報告いたします。
コロナ禍において外食チェーンの利用方法が変わってきているなか、 今回は、 外食・テイクアウト・デリバリーの利用方法ごとにそれぞれの現状について調査いたしました。

<TOPICS>
・2020年12月以降、 コロナ禍における外食率は7割。 6割がテイクアウト、 3割がデリバリーを利用
・2020年12月以降、 最も利用されたチェーン店は「マクドナルド」。 外食・テイクアウト・デリバリーの全てで利用率1位に
・アプリがコロナ禍を生き抜くカギ?アプリ利用率トップ10社中8社が総合利用率トップ10にもランクイン
・テイクアウト利用者の半数以上が事前注文。 お店独自のアプリによる予約は約2割
・デリバリー利用者の7割近くがアプリで注文。 お店独自のアプリ利用率は約3割

■2020年12月以降、 コロナ禍における外食率は7割。 6割がテイクアウト、 3割がデリバリーを利用
東京都・大阪府在住の方を対象に2020年12月1日以降、 大手外食チェーンの外食・テイクアウト・デリバリーそれぞれの利用率を調査した。 外食をしたが約7割、 テイクアウトをしたが約6割、 デリバリーをしたが約3割という結果となりました。




■2020年12月以降、 最も利用されたチェーン店は「マクドナルド」。 外食・テイクアウト・デリバリーの全てで1位に
大手外食チェーン各社の外食・テイクアウト・デリバリーのそれぞれの利用率を調査。 全ての利用方法でマクドナルドが他社を引き離し1位という結果となりました。
総合利用率トップ3は、 トップのマクドナルドが47.3%、 次いでミスタードーナツが22.9%、 ケンタッキーフライドチキンが22.6%。
外食利用率では、 トップのマクドナルドが37.2%、 次いでスターバックスコーヒーとミスタードーナツが17.9%と続き、 比較的にファストフード店の利用率が高い傾向が見受けられます。 テイクアウト利用率では、 トップのマクドナルドが30.7%、 ケンタッキーフライドチキンが14.1%、 ミスタードーナツが13.2%と続き、 時短営業の影響による外食からテイクアウトへの需要シフトにうまく対応できたチェーンが上位に入っていることが考えられます。 デリバリー利用率では、 トップのマクドナルドが10.6%、 ケンタッキーフライドチキンが4.7%、 ガストが4.3%で続いています。

■アプリがコロナ禍を生き抜くカギ?アプリ利用率トップ10社中8社が総合利用率トップ10にもランクイン
大手外食チェーン各社のアプリについて、 現在利用しているものを聞いたところ、 トップはマクドナルドで26.5%、 次いでケンタッキーフライドチキンが9.7%、 ガスト(すかいらーくアプリ)が6.8%と続く結果となりました。
現在アプリ利用率トップ10社のうち8社が外食チェーンの総合利用率のトップ10社に入っているように、 アプリ利用が各社サービスの利用を促している可能性が高いことが伺えます。


■テイクアウト利用者の半数以上が事前注文。 お店独自のアプリによる予約は約2割
テイクアウトの利用方法に関して、 「お店で直接注文して受け取る」が44.1%。 これに対して、 事前に注文する「お店独自のアプリを利用する」が18.9%、 「デリバリーアプリを利用する」が17.5%、 「お店に電話をする」が13.8%。 アプリや電話での事前注文の合計は5割を超え、 お店で直接注文して受け取る人の割合を上回る結果となりました。 事前注文の方法はアプリ利用が主流となっています。



■デリバリー利用者の7割近くがアプリで注文。 お店独自のアプリ利用率は約3割
テイクアウトの利用方法に関して、 「デリバリーアプリを利用する」と回答した人は 38.6%、 「お店独自のアプリを利用する」と回答した人は28.4%、 「お店に電話をする」と回答した人は21.9%という結果となりました。
デリバリーアプリとお店独自のアプリ利用の合計は67.0%となり、 2/3のデリバリー注文がアプリで行われており、 アプリでのデリバリー注文がスタンダートとなってきていることが分かります。

《総論》
新型コロナウイルスの流行以来様々な変化が求められる中で、 時短営業・外出自粛による顧客減少、 テイクアウトの恒常化、 デリバリー 企業の隆盛など最も変化を求められたのが外食産業だったと思います。 そんな外食産業がこのコロナ禍を生き抜くエッセンスとして『アプリ』があ ることが、 この調査を通して垣間見える結果となりました。 コロナ禍で選ばれた企業の多くがアプリ利用率の上位企業であったこと、 アプリ利用 者の多くが購買者であったことから見えるように、 コロナウイルスの流行により顧客接点の場に変化が起きるなかで、 外食チェーン各社において もアプリによるデジタルコミュニケーションの重要性は増して行くことが予想されます。

外食産業がいま求められていることは、 リアルでの顧客接点が失われる中でも、 アプリというツール通して顧客理解に努めること、 そこからあら ゆる手段での顧客接点を模索し続けることなのかもしれません。

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【調査概要】スパコロ 『コロナ禍における外食チェーン利用率に関する調査』
調査方法 :東京都・大阪府在住者を対象としたインターネットリサーチ
調査期間 :2021年2月19日(金)~2月22日(月)
有効回答数 :1,855名
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調査結果の詳細は下記「スパコロ紹介サイト」からお問合せください。
《以下の追加コンテンツがご覧いただけます》
■アプリ利用者の購買率は7割越え。 アプリ利用が購買に直結する結果に。
■外食するお店を決める3大理由は、 “席の間隔” “手指の消毒” “マスク着用”
■テイクアウト・デリバリーするお店を決める3大理由は、 “価格” “近さ” “家では味わえない味”
https://service.supcolo.jp/


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